タイプ別商品説明

■外貨建終身保険(一時払型)

以下に掲げる例では、一時払いの外貨建終身保険をいくつかのタイプに分けてピックアップし、それぞれの商品特徴のポイントを挙げています。リスクやデメリットを確認・了解したうえで商品選びの参考にしてください。

 

※商品説明は2020年4月時点のパンフレット内容をもとにしています。 

※掲載商品はタイプ別に説明するために掲載したもので、推奨・販売するものではありません。  

 

●住友生命 「ふるはーと Jロード global Ⅱ」

 

契約当初2年間の死亡保障額を抑えることで、それ以降の保障を充実させるタイプの保険です。また特約付加によりこの2年間の死亡保障額は、一時払支払保険料の円換算額が最低保証されます。

契約当初10年間は2.00%10年経過以降は2.35%の積立利率で基本保険金額が確定します。10年経過後の解約返戻金額も一時払保険料を下回る事はありません。保障と運用効果が比較的バランスのとれた商品特徴となっています。

 

・契約初期費用なし

・契約年齢30歳から90

・契約最低額10,000米ドル、10,000豪ドル

・積立利率2.00

 

 

●ジブラルタ生命 「積立利率更改型一時払終身保険」

 

契約後すぐ一時払保険料の20%相当額の災害死亡保障保険金が追加されるタイプの保険です。また特約付加により契約5年経過後から介護終身年金受取に移行できます。この特約は通常の終身年金移行額よりも高めに設定されています。「使う」(定期引出し)、「残す」(死亡保障)のほかに、「備える」(介護)を重視する3つのタイプから選択できるのが商品特徴です。積立利率は15年ごとに更改されます。

 

・契約初期費用なし

・契約年齢15歳から87歳

・契約最低額20,000米ドル

・積立利率 2.00%前後(最低保証0.05%) 

 

 

●三井住友海上プライマリー生命 「しあわせ、ずっと」

 

契約者が自分で目標額(払込額の105%~200%)を設定し、その数値に達すると即時自動的にその額を確保し円建終身へ移行するタイプの保険です。さらに契約1年後であれば、年金受取も可能です。

一見、為替リスクから解放されたい人向けの商品特徴ですが、目標達成額は解約返戻金の円換算額となるので、目標達成額が為替変動の影響を受けるかどうかも考慮しておく必要があります。

 

・契約初期費用なし

・契約年齢0歳~87

・契約最低額10,000米ドル、10,000豪ドル、10,000ユーロ

・積立利率 0.6%10年ごと更新)

 

●メットライフ生命 「アリエスⅡ」

 

契約時費用が払込額から差し引かれるタイプの保険です。契約後すぐ一時払いの払込保険料より大きい保険金額が得られ、その増額された分の保障が生涯続きます。積立利率は契約時に設定され、最低保証は米ドル、豪ドルとも比較的高めで安定しています。初期費用がかかる分、保障や積立利率の高さ、解約時の返戻率や利便性等の商品特徴を初期費用のかからない保険と比較することは重要です。

 

・契約初期費用あり

・契約年齢15歳から85

・契約最低額30,000米ドル、30,000豪ドル

・積立利率は契約日に設定 最低保証2.00%(米ドル)、2.25%(豪ドル)

  

●マニュライフ生命 「未来を楽しむ終身保険」

 

一時払保険料を定額部分と変額部分に分けて運用していくハイブリットタイプの保険です。

定額部分は決められた積立利率で運用しますが、変額部分は特別勘定によって株式ポートフォリオと資産分散ポートフォリオで積極運用します。変額部分の資産割合は一時払保険料全体の5%10%程度ですが、価格変動のリスクはあります。この特別勘定にかかる運用費用は2.05%なので、それを上回ればプラス運用となります。定額部分の基本保障額は積立金額の100%105%、110%(10年間、15年間)が最低保証されます。

 

・契約初期費用なし

・契約年齢15歳~87

・契約最低額20,000米ドル、20,000豪ドル

・積立利率 最低保証0.05%(定額部分)  

 

 

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